2014年04月10日
久能へ葉しょうがの収穫体験
するが夢倶楽部の商品、「久能葉しょうが糖」の原料には
静岡の久能名産の「葉しょうが」が使われています。
生のまま、味噌をつけて若い根っこの部分をかじると
カリッとした食感の後、口の中がスーッとして爽やか~になります。
お酒のつまみで食べられることが多いですね。
この葉しょうがを作っているところを見たい!ということで
農家の谷口さんの畑で収穫体験をさせていただくことになりました
収穫は、まだ日の昇らない5時前から始まります。
今回、久々にカブ号が出動。海沿いの国道150号線を爆走!!
・・でもなく、6Vの暗~いライトのため安全運転で畑へ向かいます。
葉しょうがは、これから初夏にかけてが本格的な旬を迎えます
それでも、収穫は時間との勝負で、谷口さんのところも家族総出で収穫作業です。
草丈は、だいたい1mくらいでしょうか。
朝の光で、葉っぱの露が光ります。
「葉しょうが」って言うくせに、食べるのは葉っぱじゃないのはなんでだろ~?
試しに葉っぱを食べてみましたが、柔らかい笹の葉っぱっていう感じで、しっかり生姜の風味もあります。
けど、ちょっと生食には硬いかな?
「そんなの食べる人初めて見た」と笑われましたが・・。
収穫は、土が軟らかいので、そっと引っこ抜くだけです。
茎が折れると売り物にならないので、慎重に慎重に・・。
農薬は使っていません。
これだけ密生していると、雑草の生えてくる余地もないそうです。
肥料は堆肥をすきこんであります。ほろっとして良い感じの土でした。
持てる位の束にしたあと、長さをそろえて切ります
これは奥さんの仕事。
水洗いして作業場へ軽トラで運び込みます。
作業場は葉しょうがの山・山・山!
でも、大変なのはここから。
束をほどいて、1本ずつ、色や形、太さなど良品とその他を分けていき
下のほうの葉っぱを取って全体の形をそろえます
水圧をかけた洗浄機で土をきれいに洗い流し
さらに全体の形を整え、束ねて箱に詰めて出荷となります。
このとき出る半端の部分が、「久能葉しょうが糖」の原料となります。
収穫より、選定作業のほが手間も時間もかかるようです
この後、出荷先の農協で厳しい検査を受けますが
110点満点で点数がつけられ、それにより出荷価格が決まります
良いものを出荷すれば、それなりに高い価格で売れるというわけで
谷口さんの葉しょうがは、今のところ
「ん~、だいたい110点もらってるよ」
とのこと。さすがです。
こうしてピカピカ、ツヤツヤの真っ白な葉しょうがを
谷口さんオススメの「味噌マヨネーズ」でいただきました。
柔らかくてホロリとして・・絶品です!
農場の向こうには、久能山。
反対側は海。
ビニールハウスがいくつも並んでいます
(ハウスはイチゴだけだと思ってた・・・ハズカシ)
葉しょうがの忙しい時期は、これからです。
最後に、谷口さんと記念撮影。
渡辺謙と間違われる?くらいイイ男ですね~。
朝早かったですが、程よい労働感と、作業小屋での楽しいおしゃべりで
楽しい社会科見学となりました。
実際に収穫されている様子を見るのは楽しいし、
作っている方の話も聞けて、なによりの勉強になりました。
米以外にも、また産地や製造現場訪問をしてみたいですね。
「久能葉しょうが糖」はお米のみうらでも販売しております。
(現在、ネットでは販売しておりませんのであしからず)
よろしく!